光散乱式粉じん計の動作原理
空気中の浮遊粒子に光を照射すると、粒子から散乱光が生じます（光散乱現象）。この散乱光の強さが粉じん濃度と相対的に比例することを利用して測定します。本器は、浮遊粉じんを含む試料空気を吸い込み、レーザー光線を照射して、生じた散乱光の強さをフォトダイオード（検出器）によって電気信号に変換し、カウント値として積算します。1分間あたりのカウント値（CPM値）はK値（質量濃度変換係数）によって相対質量濃度（mg/㎥）に変換されます。

●測定方法／光散乱方式
●光源／半導体レーザーダイオード
●表示／グラフィック液晶（バックライト付）
●測定範囲／0.001 ～ 10.000mg/㎥
●電源／単3形乾電池×6本、またはACアダプター
●寸法・質量／W162×H60×D102㎜、1.1㎏（電池含まず）
● 付属品／ACアダプタ、フィルター×2（交換用）、肩掛けベルト×1、単3形マンガン電池×6（動作確認用）、液晶保護シート×1（交換用）、ゴムキャップ×1、ゴムキャップ紐×1、取扱説明書×1冊
※較正が必要な場合は別途費用がかかります。